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ただ車と荷物を売るのではなく
信頼関係を深めることで成り立つ仕事。
大阪物流情報センター / 入社1年目 N.M

逆境から働く意義を考え
社会の役に立つ仕事を見つけ出した。

就職活動を始めた同時期に新型コロナウイルスが流行し始め、その影響で多くの企業が採用活動を中止ししたり縮小したりするなか、なかなか進路先が決まらず不安な日々が続きました。そのような状況の中で、今必要とされる業界は何だろうと考えたときに、物流業界は安定して求められる業界だと思い、希望することにしました。そもそも学生時代はコンビニエンスストアでアルバイトをしており、働く中で一日に何度もドライバーさんと話す機会があったことから、物流の業界に興味を持つようになっていました。

数ある物流会社の中でつばめ急便を選んだ理由は、企業説明会で配車職の説明を受け、初めて知る仕事内容に魅力を感じたからです。それに加え、面接官の方々がユーモアなども織り交ぜて、話をし易い場の雰囲気を醸し出してくださったこともあり、面接の回数を重ねていくうちに、自分のことを緊張せずに話すことができたからです。

私は器用ではないので、入社する前はもっと怒られたり注意されたりするのかなと正直恐れていたのですが、そんなことは全くなく、入社後はどの方からも優しく接して頂き、とても働きやすい環境で楽しく仕事ができています。

毎日が新しい発見と学びの連続
自分の可能性を信じて。

現在は配車業務を担当しています。『希望通りの条件で安全に荷物を運んでほしい』と車を探しているお客様と、『積載を考え効率よくトラックを走らせたい』と考えている協力会社様を引き合わせて、マッチングさせるお仕事です。

自社のトラックを保有していないので、日々ゼロから情報を集めて双方の希望を聞き出し、パズルのように組み合わせていくことがとても難しいです。始めたばかりの頃は、どちらの会社様からも相手にされず情報を手に入れることにとても苦労しました。今は少しずつですが、自分宛ての電話も増え、感覚を掴むことができるようになってきました。

先日も、お客様より『トレーラーを探してほしい』と依頼を受けましたが、自分の担当の協力会社様でトレーラーを保有されているところがなく、どうしようかと一瞬戸惑いましたが、何とか力になりたいと思い、インターネットを使ってトレーラーを保有されている会社をピックアップし、電話しました。そして車を探すことができ、契約が成立しました。この出来事はとても嬉しく、配車職としてのやりがいを強く感じました。

こうしたひとつひとつの積み重ねから、日々自分自身が成長できたらいいなと思います。

また、車手配のほかに事務作業として、受領書の整理や資料作成も行っています。受領書とは、荷物を受け取った方がサインをする伝票のことです。物流会社は、商品を製造するメーカー様のように形あるものを販売し、代金を頂くわけではない為、配送をした証拠となる受領書が代金を頂く商品と同じ位置づけになります。車の手配をしたことで完了ではなく、受領書を回収し、お客様のお手元にお返しするまでが一連の流れです。

事務作業をすることで、メインの配車の仕事を見つめなおしたり、受領書を必要とするお客様の気持ちに立てたり、違った角度から物事を見るといういい経験ができています。

まずは自分に力をつけて
関わる全ての人たちに喜んでもらえるようになりたい。

今はまだ担当者しているお客様も、協力会社様も少ない為、相手が困っている時に手を差し伸べることができず歯がゆい思いをすることがよくあります。その思いを晴らすには、お客様の新規開拓や自分を懇意にしてくださる協力会社様を新たに見つけ出し、もっと情報収集する力を養うしかありません。その為にはまず、現在お付き合いのあるお客様や協力会社様との信頼関係を一層深め、経験を重ねることで自分自身が対応力を磨き、"魅力ある配車担当"になることから目指します。

そして、自信をもって新たなお客様、協力会社様を開拓し、たくさんの人から「助かったよ、ありがとう」と言って頂けるようになれたらと思います。