事例紹介
食品包装容器製造メーカー様事例
岩手県に製造工場を持つ食品包装容器製造メーカー様では、茨城県にある商品センターから愛知県岡崎市にある納品先様へ納品する際、配送距離があることから出荷量をコントロールして配送便数を週に2〜3回に抑え、また他社との積み合せにて車両の手配をしていました。
そのような環境のなか、日頃より積雪や台風等の気象の変化や道路状況で配送が遅れることも懸念され、より安心できる仕組みでお客様へ商品供給ができることを望まれていました。
改善前の課題
- 納品先様への商品供給にあたり、配送距離が長く交通障害を受けやすい。
- 積み合せ配送のため、車両手配自体が難しい。
- 車両手配するうえで出荷量をコントロールすることが難しく、やむを得ずチャーター便を手配していた(コスト増)。
- 出荷量をコントロールのなかで、納品先様がすぐ必要でもない商品を出荷し納品先様の敷地内にて一時保管してもらう自体が発生していた。
- 緊急品があった場合に即座の対応が難しく、必要な商品は早めにオーダー頂かなければならなかった。
改善施策
- 最適な立地条件である豊川市にデポを新設、業務窓口はつばめ急便の豊橋センターが担当。
- 豊川デポにて商品の在庫を管理。
- つばめ急便にて岩手県の製造工場から愛知県豊川デポまでの車両を手配。
- 専属便(貸切)としてつばめ急便が愛知県豊川デポから納品先である愛知県岡崎市までの車両を毎日手配。
改善後効果
- 豊川デポから納品先様までの配送距離が短くなり、交通障害を受けにくくなった。
- 豊川デポから納品先様までの配送が専属便(貸切)となり、車両手配がスムーズに行えるようになった。
- 納品先様への商品供給が毎日一定の出荷量となり、納品先様が必要時に必要な分だけオーダーできる仕組みを構築した。
- 緊急品があった場合に直ちに納品、または納品先様自身が豊川デポへ引取りに来られることもできるようになった。